青森煮干しラーメン「つじ製麺所 魚介出汁のスープ」はおいしい。しょっぱいのが難点
青森県のご当地ラーメンといえば煮干しラーメンがソウルフードといっても過言ではありません。青森県は煮干の産地であり、煮干し出汁をふんだんに使用したラーメンが広まった経緯があります。本当は青森県に行ってご当地ラーメンを食べたいところですが、東北地方に住んでいない限り行くだけで大変です。
今回は、青森県の煮干しラーメンで有名な「つじ製麺所」のチルドラーメンを食べてみました。実際に食べた感想をまとめましたので、もしよろしければご覧ください
つじ製麺所ってどんなラーメン?
つじ製麺所は青森県にお店を構えるラーメン屋さんです。煮干しラーメンを売りにしていて、出汁はもちろん煮干。おしながきでも「煮干し中華そば」「荒煮干しそば」「ふるかわ平打ち煮干そば」と煮干し出汁を前面に生かしたメニューばかりが並んでいます。麺は煮干中華そばはストレート全粒粉麺でコシがあり、煮干しの強い出汁にも負けない麺になっています。
青森市古川のつじ製麺所の細縮れ、煮干し醤油ラーメン😊
美味しゅうございました🚩
今日もまたフォロー規制がかかってまして、フォロバ遅れます💦
ごめんなさい🙏 pic.twitter.com/wxHyiWJgt4
— A子ちゃん@AURORA (@AtsukoFink) 2018年4月1日
つじ製麺所の栄養成分と原材料
1食110g
カロリー | 341.8kcal |
脂質 | 3.38g |
たんぱく質 | 14.27g |
炭水化物 | 63.57g |
食塩 | 8.77g |
食塩の数値が8.77gと非常に高く、スープ全部飲干したら高血圧間違いないです。食塩量が多いので、スープは辛めなのかもしれないですね。東北や北海道など北国のラーメンは非常にしょっぱいのが多く、塩分が高めになりがちです。
麺 | 小麦粉、小麦たんぱく、還元水飴、食塩、加工でん粉、酒精、かんすい |
スープ | たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、魚介エキス、香味食用油、チキンエキス、いわし煮干、砂糖、昆布エキス、たまねぎ粉末、調味料、加工でんぷん、酒精、カラメル色素、酸味料 |
スープは魚介エキス、いわし煮干など以外にもチキンエキスも含まれています。そのため、実際の味がぼやけてしまうのではないかと心配です。
つじ製麺所を調理
1人前「麺1袋、スープ1袋」入っています。
麺はちぢれ細麺で触り心地は非常に硬く、コシの強そうな麺です。
スープはイワシ醤油色で真っ黒。魚介の強い香りが漂ってきます。
麺の茹で時間は細麺のため30秒と書かれていましたが、触った感じ生麺より半生麺に近い印象を持ったため、少々長めにゆでました。スープの中に茹で上がった麺を入れたら完成です。
つじ製麺所を食べた感想
出来上がりはこちら。麺を2人前にしたため、スープと比較して麺が非常に多くなってしましました。1人前の麺量が意外と多いので、女性は1人前で充分お腹いっぱいになると思います。
スープは煮干の香りが鼻をつき非常に食欲を掻き立てる匂いを漂わせています。スープ表面に油が浮いていないため、油っぽくないスープです。
コシの強いちぢれ麺はスープとの絡みはいまいちです。食べてみると煮干しの味が口いっぱいに広がり、食べる前に漂っていた香りを裏切らない味になっています。麺は非常にコシが強く、プリプリです。持ち上げた時、スープとの絡みがいまいちだと思いましたが、食べてみると非常にマッチしており、良い意味で期待を裏切りました。
ただ、スープは非常にしょっぱい為、食べ進めていくうちに喉がカラカラになっていきます。規定より若干多めにお湯を注いだんですが、それでも非常にしょっぱい為、最後の方は食べるのが億劫に。スープ1人前に対してお湯が350mlですが、400ml超える程度入れたほうがいいですね。スープは出汁が効いて美味しいのに非常にもったいないと思いました。
つじ製麺所を食べておいしいと感じる人は?
・コシが非常に強いちぢれ細麺が好きな人
・煮干しの香りが強いスープが好きな人
・しょっぱめのスープが好きな人
煮干などの魚介系出汁が非常に強く、魚介系好きにはたまらない逸品だと思います。ただし、東北地方のラーメンだけあって塩分が非常に高めです。そのため、スープは規定より多めのお湯で薄めることをおすすめします。