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銘店伝説の支那そばやを食べた感想。あっさり鶏油スープがうまいラーメン

ラーメンマニアで「ラーメンの鬼 佐野実」を知らない人はほとんどいないと思います。TBSで放送されていたガチンコラーメン道で弟子や受講生を烈火のごとく怒り、しごきまくっていたのが佐野実さんです。

ラーメンへの熱意はとどまるところを知らず、弟子には厳しく、お客にも食べ方などを強要するラーメンの鬼と呼ばれる厳しい方でした。そんな佐野実氏ですが2014年に多臓器不全で亡くなりました。

そんな、佐野実氏が残したお店「支那そばや」は娘さんとお弟子さんが引き継ぎ、佐野実氏の味を引き継いでいます。今回は銘店伝説が再現した支那そばやを食べてみた感想をまとめました。


支那そばやはどんなラーメン?

現在、支那そばやは「戸塚本店」「新横浜ラーメン博物館」の2店舗運営しています。支那そばやラーメンの特徴は、中細ストレート麺に鶏油が浮いたキラキラした醤油スープです。昔ながらの中華ソバでありながら複雑なうま味を醸し出し、少々甘めの麺と非常にマッチした完成度の高いラーメンと呼ばれています。
現在の支那そばやも非常に評価が高く、佐野実氏の味をしっかり受け継いでいます。食べログ評価★3.74のラーメンを一度食べてみたいですね。

銘店伝説 支那そばやの栄養成分と原材料

1食(90g)

カロリー370.2kcal
たんぱく質13.4g
脂質10.2g
炭水化物56.2g
食塩5.3g

カロリーや脂質が低く、全体的にあっさりした数値です。食塩も5.3gとチルドラーメンとしては低いので、スープさえ飲まなければ健康に問題なさそうです。

小麦粉、小麦たんぱく、還元水飴、食塩、全卵粉末、加工でん粉、酒精、かんすい、
スープ醤油、チキンエキス、ガラエキス、ラード、鶏油、魚介エキス、食塩、鰹節エキス、昆布エキス、ゼラチン、酵母エキス、鰹節粉末、香辛料、酒精、カラメル色素、調味料

スープには数多くのエキスが含まれており、様々な出汁が入っている支那そばやの味の再現に努力した形跡が見られます。



銘店伝説の支那そばやを調理

1人前「麺1袋、スープ1袋」入っています。

半生麺の中細ストレート麺は白くコシのある麺です。

ゆで時間は半生麺のため2分半程度。あっという間に麺が柔らかくなるので、2分半より短めでもいいかもしれません。

スープはしっかり醤油色した見た目です。結構、油が浮いているので鶏油が多めに入っているのかもしれません。スープに1人前250mlのお湯とゆで上がった麺を入れたら完成です。



銘店伝説の支那そばやを食べた感想

完成がこちら。麺は2人前入っているため器いっぱいになっています。鶏油や様々なエキスが混じったスープからはおいしそうな匂いが漂ってきます。

スープの表面にはチキンエキスとガラエキスが混じったラードが浮いています。本店に比べると油の浮きがすくないですね。

色の薄い中細ストレート麺はコシがあり、スープが非常に良く絡みます。しかし、麺が粉っぽいような感じがします。しかし、スープが絡んだ麺は味のバランスが良く非常においしいです。スープもチキンエキスだけでなく、鰹節エキスや昆布エキスなどが複雑に絡み合っていい感じに仕上がっています。

昔ながらの鶏ガラ醤油ラーメンを究極に進化させるとこのような味になるのかもしれません。非常にレベルの高いチルドラーメンだと思いました。

銘店伝説の支那そばやを食べた他の人の感想

・普通の醤油ラーメンをオイル多めに入れたような味。
・鶏と昆布のキレのあるスープに小麦のうまみを感じる細ストレート麺は侮れない。
・あっさりしたオーソドックスなラーメンはじんわりうまみを感じる。

普通のあっさり醤油ラーメンというコメントが数多くみられました。意見は二極化しており、安いラーメンに手を加えたレベルと評価した人もいれば、オーソドックスで昔ながらの味だけどじんわりと優しい旨味を感じると評価した人もいました

銘店伝説の支那そばやをおいしいと感じる人は?

・あっさりした醤油ラーメンが好きな人。
・昔ながらの鶏ガラスープが好きな人。
・普通の醤油ラーメンでも美味しいと感じる人。

昔ながらの懐かしい味を感じるラーメンです。私は好きですが、ダブルスープなど味が濃くて脂っこいラーメンが好きな人は物足りなく感じるかもしれません。



相場 一花

千葉県を愛する4歳♂2歳♀の子持ち主婦ライター&ブロガー。本ブログは千葉県中心にお出かけ施設、地域グルメや市販品の食べものを紹介しています。



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