岩崎食品 四代目ひのでや はまぐりラーメンを食べた感想。はまぐり出汁の旨味がない

ラーメンブームの到来とともにチルドラーメン業界でも競争の激化が激しくなっています。特にラーメン有名店とコラボした有名店監修ラーメンは様々なメーカーがしのぎを削って競争しています。

岩崎食品も名店監修ラーメンを販売しているメーカーの1つです。埼玉県蓮田市にある岩崎食品は昭和29年より、そばやうどんの製麺所として担ってきました。2017年に「はまぐり出汁のラーメンを蓮田市の名物にしたい」という社長の希望により、埼玉県の和風楽麺「四代目ひのでや」のメニュー「はまぐりラーメン」の販売にこぎつけました。

今回は岩崎食品が販売している四代目ひのでやが監修しているはまぐりラーメンを食べた感想をまとめました。

四代目ひのでやのはまぐりラーメンとは？

四代目ひのでやは1885年に開業した「日本料理　彩々楽」の姉妹店として2014年に開業したラーメン屋さんです。日本料理の技法を用いたスープは四代目当主自ら何度も試作を繰り返し生み出された至極の一杯といわれています。

鶏ガラ、昆布、煮干し、鰹節などを生かしたスープは和風スープとしてラーメンの新しい境地へと踏み込んでいます。全粒粉で作った自家製麵もプリプリの食感で非常に好評です。

今回、岩崎食品が再現したはまぐりラーメンは鶏ガラ、昆布、鰹節、煮干し、帆立などの出汁にはまぐりの旨味を凝縮した一杯で貝好きにはたまらないラーメンです。また、鶏ガラのコクもあり、あっさりしていながら濃厚なバターのような風味も楽しめます。

埼玉県出張の思い出🍜
蓮田駅近くの“中華楽麺四代目ひでのや”さん
はまぐりラーメン980円＋連れの食べたひのでやラーメン930円💮 pic.twitter.com/TU6dDznN1C

— デブマッチョ (@rock_fish1972) 2018年9月29日

岩崎食品　四代目ひのでや　はまぐりラーメンの栄養成分と原材料

1人前(162g)

炭水化物が73.8gと非常に高め。塩分も7.5gなので減塩している人には向かないですね。はまぐりの出汁を使用していますが、ベースは塩ラーメンなので塩分が高いのは仕方がないかもしれません。

麺には全粒粉を使用し、スープにははまぐりエキスを入れているようです。はまぐりラーメンを再現しようと努力しているようです。その他にも肉エキス、昆布エキス、ほたてエキスなど様々なエキスを入れて和風だしの再現をしています。

岩崎食品 四代目ひのでや はまぐりラーメンを調理

1人前「麺1袋、スープ1袋」入っています。スープは透明な袋に貼っているのが珍しいですね。

麺には全粒粉が入っていて、所々に黒いつぶつぶが混じっています。細麺なためコシを出すには全粒粉は必須かもしれません。

麺は沸騰したお湯に2分程度ゆでました。若干麺が柔らかくなってしまったので、もう少し短い方がいいかもしれません。

スープを器に入れてみました。はまぐりの香りは一切しません。

熱湯を入れましたがはまぐりの香りはしません。塩ラーメンっぽい匂いはしてきます。スープの中に麺を入れてトッピングを載せたら完成です。

岩崎食品 四代目ひのでや はまぐりラーメンを食べた感想

完成がこちら。本当ははまぐりをトッピングしたいところでしたが、近所のスーパーで見当たらなかったので代わりにあさりをいれています。

スープは黄金色で表面には油が浮いています。

麺は全粒粉が混ざっており、モチモチというよりかプリプリといった印象。食べてみてもプリプリと歯ごたえ抜群の麺に塩スープが絡み非常に美味しいです。お店の麺もプリプリ食感みたいなので非常に近い麺なのかもしれません。肝心のスープは塩味をベースに様々な出汁が溶け合い美味しいです。

味は美味しいですが、肝心のはまぐり出汁は全くよくわかりませんでした。いくら飲んでもはまぐりの味はしないので、はまぐりラーメンとしらなかったら、ただの塩ラーメンだと勘違いしていたと思います。美味しいですが、はまぐりの出汁をもう少し効かしてほしいですね。

岩崎食品 四代目ひのでやを食べた他の人の感想

・はまぐりの旨味はかんじませんでした
・あっさりしていて、でも蛤の旨味がしっかりとあり、ラーメンの後、ご飯を入れて雑炊にしました
・濃厚な磯の香りが食欲をそそります

はまぐりや磯の香りを強く感じる人と全く感じない人の極端に分かれました。私は残念ながら感じなかった方です。

岩崎食品 四代目ひのでや はまぐりラーメンをおいしいと感じる人は？

・プリプリした食感の麺が好きな人
・あっさり塩ラーメンが好きな人
・はまぐり出汁が弱くても気にならない人

プリプリ食感の特徴的な麺にあっさり塩スープが絡む、塩ラーメンだと思えば非常においしいです。はまぐりはおまけ程度に思っていた方が良いですね。