業務スーパーの豚切り落とし肉の食レポ。肉は固めだけど悪くはない味
鶏肉や豚肉など数多くの冷凍肉を取り扱っている業務スーパー。有名どころだとブラジル産鶏肉ですね。安くておいしいとは言われていますが、私はあまりおいしいと思ったことはありません。
本記事では、業務スーパー「豚切り落とし肉」を食べた感想をまとめました。ちなみに、豚切り落とし肉とは決まった部位の切れ端になります。厚みが均一であることが特徴です。
目次
業務スーパー豚切り落とし肉は安い?
豚切り落とし肉は400gパックで販売しています。価格は358円と100gあたりに換算すると89.5円です。はっきり言って、価格でも魅力は微妙なところ。私が住んでいる近所のスーパーでは、平日は豚小間肉が100gあたり100円程度で販売しており、そう感じるのかもしれません。さらに、特売になると100g79円程度まで下がることがあり、価格でメリットがあるとはいいがたい……。
業務スーパーの豚切り落とし肉のメリットとしては冷凍肉なので、わしづかみで料理に入れられるといったところでしょうか。
業務スーパー豚切り落とし肉はカナダ産
豚切り落とし肉の原産国はカナダでした。カナダ産豚肉は高品質を約束したカナダポークといわれています。豚肉生産量世界7位のカナダは私たちの食事にも密接にかかわっています。日本の21%はカナダポークに頼っており、カナダ産豚肉は多くのスーパーで目にする肉です。
そのため、豚切り落とし肉の品質は近所スーパーとあまり変わらないと思われます。コストもいまいちで原産国も同じとあっては、魅力があるのか微妙なところですね。
業務スーパー豚切り落とし肉を食べた感想
豚切り落とし肉の味を確かめるために素焼きで食べてみることにしました。余計な味付けをしたら、肉のうまみが良くわからなくなってしまいますからね。
肉が薄いのであっという間に焼きあがりました。むしろ若干焦げてしまった部分もあります。また、一部は凍り付いてくっついてしまっていたので、軽く解凍したほうが調理しやすいですね。
肉は若干固いながらも脂身がしっかり残しており、充分豚肉の旨みがありました。焦げている部分も旨みが残っており、逆に魅力の一つになっています。カナダ産の肉は国産と比較すると固い肉が多いですが、この肉は薄くスライスしているおかげか固さもある程度抑えているようですね。
冷凍肉だからといって旨味が逃げるわけでなく、よい具合に旨みも残っています。家族で食べましたが、旦那も満足していましたし、2歳と4歳の子供たちも喜んで食べていました。肉が薄いので子供でも食べやすかったようです。
業務スーパー豚切り落とし肉をアレンジレシピ
業務スーパー「豚切り落とし肉」を使用して様々な料理にチャレンジしてみました。実際に作った料理を紹介します。
キャベツと卵の豚肉炒め
キャベツと卵和えにして炒めてみました。炒めて柔らかくなったキャベツと豚肉の相性は非常によく、キャベツと豚肉を一緒のレシピは多いですよね。
味は豚肉の脂が卵とキャベツに絡んで、非常に良いハーモニーを奏でています。一緒に入れたピーマンも豚肉の邪魔をせず、よい具合に仕上がっています。豚肉が薄いので、野菜を先に炒めて火が通ってから豚肉を投入する方が良い焼加減になります。先に豚肉を入れてしますと焦げてしまうので、野菜の後に入れるのが肝です。
豚肉入り味噌鍋
味噌と豚肉の相性もいいので味噌鍋の具材として使用しました。豚の脂が鍋全体に広がり、かなり美味しいですね。豚肉と味噌、キャベツの相性は抜群です。調理のコツですが、こちらも焦げ付かないよう鍋の上に豚肉を並べて、煮込むようにしました。鍋そこで火をかけてしまうと焦げてしまうからです。
業務スーパー豚切り落とし肉の口コミ
・解凍せず調理すると焼むらが出てしまうので、解凍してから調理したほうがうまくいった
・ボソッとした感じがなく、ジューシーな仕上がりでかなり美味しい。うま味はかなり濃い目だった。
・脂が多めの肉だったが結構おいしい。
冷凍肉ですが、脂がジューシーでかなり美味しいと評判でした。うま味もほどほどにあり、価格の割にお得感があるようです。
業務スーパー「豚切り落とし肉」はコスパを考慮するとイマイチか?
100gあたりの単価を考慮すると、そこまでコスパの良い製品ではありません。しかし冷凍肉のため日持ちもするし、豚肉がくっついていないので、使いたい時にパパっと使えるところが便利です。味は悪くなく、値段の割に頑張っていると思います。コストを鑑みると中途半端な商品ですが、充分おすすめできる味わいでした。
おいしさ | ★★★★☆ |
満足度 | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |