東漸寺の紅葉の見頃と時期は?混雑状況はどのくらい?11月下旬の紅葉状況を写真付きで紹介
1481年経譽愚底運公上人(けいよぐていうんこうしょうにん)によって根木内に開創した東漸寺。開創してから60年後、現在の北小金駅徒歩10分ほどの場所に移転してから、何度も改装し名実ともに大寺院へと発展しました。北小金駅周辺はお寺や神社が多く、紫陽花寺で有名な本土寺も名を連ねています。本土寺はあじさいだけでなく、紅葉も有名スポットといわれ、11月下旬から12月には多くの観光客を賑やわせています。
東漸寺も紅葉スポットとしては本土寺に並ぶほど有名なお寺です。本土寺と比較すると規模は小さいですが、植えてある紅葉は綺麗に整備されており、静かな境内とマッチしており、大人の雰囲気を漂わせているそうです。
紅葉スポット周辺に住んでいるので「東漸寺」に1度行ってみることにしました。季節は11月下旬。本記事では、紅葉の色づき具合だけでなく、駐車場や境内の混み具合もあわせてお伝えします。
東漸寺のアクセスと駐車場について
東漸寺は北小金駅より徒歩10分のところにあります。駅からの道は商店街を通り、わき道を抜けると東漸寺の案内がみえてくるので、その通りに進むとたどり着けます。道は舗装はされていますが、結構狭いので車の往来に注意が必要です。バスでも近くまではいけますが、結局半分以上歩くことになるので公共の交通機関を利用する場合は駅から歩いていくことをおすすめします。
車で移動する場合は道は難しくありませんが、東漸寺に入るための小道は非常に狭くて車一台通るのがやっとです。私は1000ccの車で行きましたが、結構狭くサイドミラーをぶつけないかひやひやものでした。対向車と鉢合わせになった場合はどちらかがバックをして譲る必要があるため、対向車がこないかしっかり見なくてはなりません。近隣には東漸寺幼稚園もあり、幼稚園児が保護者と歩いている場合のあるため、ぶつからないよう細心の注意を払いましょう。
東漸寺の駐車場は、約30台程度停められるスペースはあります。駐車スペースは下がジャリ石ですが、車と車の間は結構保たれていて、停めやすいです。
私は11月下旬の紅葉シーズン真っ盛りの平日10時頃に東漸寺へお邪魔しました。10時とそれなりに早い時間にもかかわらず、停めている車の台数は多く、11時前に寺を出るころには駐車場は満車となっていました。紅葉シーズンの場合は平日でも時間帯によっては、駐車場がいっぱいになってしまうようです。おそらく休日はもっと混雑すると思うので、駐車場が余っていることは期待しない方がいいでしょう。
ちなみにシーズン以外は結構空いているので、駐車場がいっぱいになる事はありません。
東漸寺の紅葉の見頃と時期
天候により異なりますが、東漸寺の紅葉の見頃と時期は11月下旬~12月上旬だそうです。私は11月下旬に伺いましたがそれはそれは見事でしたよ。以下では、写真付き(ほぼ加工なし)で東漸寺の紅葉スポットをお伝えします。カメラ素人が撮影しても素晴らしい紅葉の様子が確認頂けるはず。
東漸寺の紅葉スポットを写真で紹介
東漸寺にはいくつか紅葉スポットがあります。スポットに立ち寄って、紅葉具合を確認してみました。
東漸寺の入り口総門からしばらく歩くと、山門があります。山門は1840年に改築され、紅葉がなくても仁王像など風情があります。山門周辺は整備された紅葉が植えてあり、山門に垂れかかるような形で彩っています。11月下旬に行きましたが、真っ赤に彩られた紅葉は美しく、9割は紅葉していたと思います。丁度よい時期に訪れたようで感無量でした。
大きな鐘がある中雀門は正月には除夜の鐘を鳴らす歴史ある建物です。11月の紅葉時期には周辺の紅葉が鐘を囲み、見どころある景色を映し出します。私が行ったときも紅葉は満開で素晴らしい景色でした。
絵馬周辺の紅葉具合です。燃えるように真っ赤に彩られた葉っぱは、まさに紅葉真っ盛りです。私達だけでなく、カップルも紅葉をバックに自撮りをしており、美しい紅葉をバックに写真を撮るには絶景の場所です。
東漸寺メインの本院です。イチョウや紅葉など紅葉を彩る木々は少ないですが、大きな松の木がそびえ立ち、迫力ある風情を作り出しています。紅葉の時期は松の木も枯れておらず、立派な様子を見ることができますね。
それ以外にも紅葉が所狭しと植えてあり、美しい景色を作り出していました。全体的な印象としましては8割咲きといったところでしょうか。ほとんどの木々は真っ赤な葉っぱが彩っていましたが、一部は黄色い葉をつけている紅葉の木もありました。
しかし、これ以上待つと枯れて地に落ちてしまう紅葉も増えてくるので、11月下旬から12月上旬が紅葉絶好の時期なのだと思います。今年の冬は割と暖冬だったため、この時期がぴったりでしたが、寒さが強い冬はもう少し早く来ないと紅葉時期を逃してしまうかもしれません。
11月の東漸寺混雑具合について
前述もしましたが、東漸寺は非常に人が混み合っていて、カップルだけなく大きなカメラを持った観光客がわんさか訪れていました。紅葉時期以外の東漸寺は人が少なくて静かなお寺ですが、ガヤガヤしているのが印象的でした。訪れているほとんどの人が撮影に夢中になっており、うるさいというよりかシャッター音が響いている印象です。
私は2歳の娘と訪れたため子供の声が迷惑をかけないかひやひやしていました…。しかし、撮影している人の心が広かったため、何度か子供にも声をかけていただき、非常に雰囲気良く散策できましたよ。子供がうるさいから怒られるなどピリピリした様子はないので、家族で紅葉を見に行っても周りから浮くことはないと思います。
東漸寺は無料で入れる紅葉スポット
景色や風情の良いお寺や公園は入場料を取られることがあります。公園やお寺を整備するために、お金を集めなくてはならないので仕方ないことです。しかし、東漸寺は紅葉が素晴らしいのにもかかわらず、入場料は無料。駐車場も料金がかからないので、時間を気にせずゆっくり風景を楽しめますね。
しかし、紅葉時期は人が集まっているため、ある程度見終わったら退散した方が良いでしょう。美しい景色を1人でも多く見ていただいた方がいいですからね。
東漸寺の基本情報
住所 | 千葉県松戸市小金359-1 |
アクセス | 北小金駅南口から徒歩10分ほど |