業務スーパー「牛やわらか焼肉」を食べた感想。平たいサイコロステーキ?
業務スーパーは安い肉を数多く取り揃えています。有名どころだとブラジル産鶏もも肉で100g30円程度で販売している時もありました。食費が安価なことは子供を育てる親にとって非常に助かりますが、まずすぎて食べられなくてはどうしようもありません。私もかれこれ10年近く業務スーパーを利用していますが、何回か外れをひいてしまい、処理に苦慮することがありました。
今回は業務スーパーで取り扱っている肉で「やわらか焼肉」を食べてみました。やわらか焼肉は、業務スーパーで比較的多く取り扱っている成型肉になります。実際に食べてみた感想だけでなく、栄養成分なども併せてまとめました。
目次
そもそも成型肉って何?
成型肉は肉を加工する際に余った屑や売り物にならない内臓肉などを集めて、接着剤で圧着して固めた物をいいます。内臓肉など細かい肉を集めて接着する為、通常の加工肉より食中毒菌が内部に入り込みやすいです。そのため、食べる際は中までしっかり火を通す必要があります。他の成型肉ではレアやミディアムレアなど種類がありますが、成型肉はウエルダンでなくては危険です。
業務スーパー|牛やわらか焼肉のコスパと栄養成分、原材料について
牛やわらか焼肉は100gあたり111円で販売していました。牛肉でこの価格は非常に安いですが、同じ成型肉のサイコロステーキとはほとんど同じ価格です。コスパが優れているかについては、微妙なところです。
100gあたり
カロリー | 285kcal |
たんぱく質 | 17.3g |
脂質 | 21.6g |
炭水化物 | 2.3g |
食塩 | 1g |
通常の精肉には食塩はほとんど含まれていません。成型肉は元々味付けがしてあり、肉自体に塩分が含まれます。100gに対して1gはそこそこ食塩が入っていますね。
原材料 | 牛肉、麦芽糖、でん粉、食塩、粉末卵白、スパイス調味料、植物油脂、トレハロース、焼成カルシウム、酸味料、調味料 |
肉とは思えないほど大量の食品添加物と香辛料が入っています。これは肉と呼べるのか怪しくなってきますね。
業務スーパー|牛やわらか焼肉を調理
やわらか焼肉パッケージ裏面をみると調理法が書いてありました。
中から取り出してみると、凍っていて肉同士がくっついてしまっています。このまま無理やり剥がそうとしたら、ボロボロになってしまったので、解凍してから剥がさないとだめですね。
凍ってくっついた肉は電子レンジで簡単解凍しました。強烈にくっついているので、長めに電子レンジ解凍するか、一晩冷蔵庫に移動させた方が無難です。
フライパンにやわらか焼肉を並べました。一部、欠けてました。
業務スーパー|牛やわらか焼肉を食べた感想
出来上がりはこちら。見た目はカルビみたいな感じです。しかし、よく見るとサイコロステーキにしか見えません。
ほっておくと成型肉から肉汁があふれ出てきます。あっという間にカラカラになってしまいそう…
肉はそこそこの厚みがあり、食べごたえは抜群です。塩やスパイスで味付けがしてあるため、わざわざ醤油やステーキソースなどで味付けする必要はないと思います。そしてやっぱりサイコロステーキの味がします。以前食べた業務スーパーの牛肉やわらかサイコロステーキと味は全く同じですね。
値段も同じですから、形だけが違うだけで中身は同じなんでしょう。美味しいかと聞かれると、まずくはないといったところ。精肉の焼き肉と比較すると雲泥の差にはなりますが、食べられないことはありません。
おいしさ | ★☆☆☆☆ |
満足度 | ★★☆☆☆ |
コスパ | ★★☆☆☆ |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
業務スーパー|牛やわらか焼肉の口コミ
・肉にうるさい旦那も喜んで食べていました。
・フライパンでしっかり焼いてしまうとカラカラで食べられたものではない。
・サイコロステーキを美味しいと感じる人にはいいかもしれない。
好みには寄りますが、サイコロステーキの好き嫌いによって評価が分かれますね。サイコロステーキは価格が安くてお得ですが調理が意外と難しく、焼き過ぎるとパサパサになり、焼かないと食中毒のもとになります。サイコロステーキが好きで上手に調理できる自信がある人は、業務スーパーの牛やわらか焼肉は安いのでおすすめできる商品です。