業務スーパーのあらびきハンバーグはまずい？つくねみたいな味だった

業務スーパーは格安で様々な食品を揃える、庶民の味方です。メーカー品も扱っていますが、特筆すべきところは海外直輸入などの業務スーパーオリジナル商品です。メーカー品の半額程度で購入でき非常にお買い得ですが、当たりはずれの激しいのがネックになっています。特に加工食品は要注意です。単価はメーカー品の半額程度だとしても、まずくて食べるのが大変な商品もあります。

今回は肉加工料理の王道である業務スーパーの「あらびきハンバーグ」を紹介。本記事では味はもちろんのこと、原材料と栄養成分、調理方法についてお伝えします。

業務スーパー｜あらびきハンバーグはコスパが良いの?

今回購入した業務スーパーのあらびきハンバーグは、8枚入378円でした。調理方法が少々面倒（フライパンで焼かなくてはいけない）でソースは一切ついていません。スーパーで見かけるハンバーグはどんなに安くても1枚当たり100円程度なのに対し、業務スーパーのあらびきハンバーグの値段は1枚当たり45円程度。コストパフォーマンスに優れているという点は魅力ですね。

業務スーパー｜あらびきハンバーグの栄養成分と原材料

1個(120gあたり)

ハンバーグは肉料理のためたんぱく質と脂質が高くなりがちですが、原材料を見てみるとたんぱく質13.8g、脂質9.2gとあまり高くありません。特に脂質は通常16g前後といわれているので、かなり少なめ。脂っこくないさっぱりしたハンバーグは嫌いではないですけど、本当においしいか不安になる原材料です。

食肉風味調味料という聞きなれないという言葉がとても気になります。調べてみると、食肉にみせるような出汁のようなものらしいです。例えると、お味噌汁で使用するだしの素に近い感覚ですね。

また、原材料をよく見てみると豚ハツと鶏肉はともかく、粒状大豆たんぱくなどハンバーグというよりか豆腐ハンバーグに近いものが入っています。そのため、ハンバーグに見せかけるために食肉風味調味料をいれているのかもしれません。

業務スーパー｜あらびきハンバーグを調理

120gは思ったより大きく、1個で1人前くらいの量はありそうです。

凍ったままのハンバーグをフライパンで温めます。焼くというか蒸す感覚に近いですね。両面焼かないと中まで火が通らないので、しっかりと焼かないとだめですね。肉加工品は中まで火を通さないと、色々とよろしくありません。なお、焼き上げ時間は10分と書かれていますが、少し長めに焼き上げました。

蒸し終わって盛り付けをしたら終了です。調理自体は簡単ですがソースがないので、適当にソースを作りました。

業務スーパー｜あらびきハンバーグを食べた感想

出来上がりはこちら。見た目は普通のハンバーグですね。

横から見てみると、結構肉厚があります。これだけでお腹いっぱいになりそうです。

中身を割ってみました。混ざりものが多いような気がします。

食べてみると、ハンバーグなんだけどハンバーグっぽくないといった感じ。肉に味付けはしてあるのでソースは必要ないですが、食感がハンバーグとは異なります。

まず、なぜかコリコリした感覚が気になりました。豚ハツが入っているのでコリコリ感が出てしまうのかな。また、ねっちょりした妙な感じも。ハンバーグ独特の肉汁は一切なく、謎のねっちょりしています。コリコリしてねっちょりした感覚は、つくねにそっくりです。そう思うと、味もつくねに近いような気がしてきました。

よく考えたら、豚ハツと鶏肉などが入っていてつくねの原材料に近いですね。これに生姜が加わったら完全につくね…。ハンバーグとしてではなく、つくねとしてスープで食べた方がおいしいかもしれません。つくねとしては悪くありません。

業務スーパー｜あらびきハンバーグを食べた他の人の感想

・臭い食べられない、とにかく臭い
・ふわふわで悪くはなかった
・とりあえずコスパ重視フード

つくねと思えば悪くないと書きましたが、あくまでも苦し紛れの策です。ハンバーグとしては、はっきり言ってまずいです。あの食感はハンバーグではありません。ただの練り物です。つくねとハンバーグ間違えてない？！と言いたくなる位、つくねでした。

業務スーパー｜あらびきハンバーグはまずいです

業務スーパーのあらびきハンバーグは、つくねのつもりでスープの中に入れて食べれば悪くないかもしれません。しかし、ハンバーグとしては食べられたものではありません。マクドナルドのパテより10倍まずいです。どうやったらあんな味になるのか不思議ですね。牛肉と豚肉が一切入っていない時点で、駄目なのかもしれませんね。安かろう悪かろうとはよく言ったものです。