
「夏はシーフード」といえば、日清のカップ麺シリーズでおなじみのキャッチフレーズです。
これまでも「カップヌードル」や「日清焼そばU.F.O.」では、夏限定や季節限定としてシーフード系の新商品がたびたび登場してきました。魚介の旨みを活かした味わいは暑い季節とも相性が良く、毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
2023年もその流れを受けて、カップヌードルやU.F.O.からシーフード系の新商品が発売されました。
そして今年は、どん兵衛シリーズからもシーフードをテーマにした新商品が登場しています。
今回紹介するのは、2023年7月に発売された「日清のどん兵衛 シーフードちゃんぽんうどん」です。
公式サイトによると、「豚骨をベースにイカやエビなどのシーフードのうまみをきかせたコクうまな味わい」が特徴とのこと。さらに、キャベツやオニオンの風味を加えた調味オイルによって、スープの旨みを引き立てているそうです。
どん兵衛とちゃんぽん、さらにシーフードという組み合わせは少し珍しい印象ですが、どのような味に仕上がっているのでしょうか。さっそく実食してみました。

スープには食塩、豚脂、クリーミングパウダー、植物油脂、ポーク調味料などを使用しています。

1食(82g)あたり382kcal。炭水化物は48.1g、食塩相当量は5.0g(めん・かやく1.3g、スープ3.7g)です。

カップの中には粉末スープ、かやく、調味オイルが入っています。

湯戻し時間は5分。必要なお湯の量は380mLです。

完成した商品がこちら。
見た目はちゃんぽんらしい淡い色合いのスープですが、ふたを開けた瞬間に広がる魚介の香りはそれほど強くありません。シーフード感を前面に押し出した商品を想像していたため、第一印象は少し控えめでした。

実際にスープを飲んでみると、全体的にはかなりあっさりとした味わいです。
豚骨ベースとのことですが、濃厚なコクはあまり感じられず、魚介の旨みも比較的穏やか。シーフードヌードルのような魚介のインパクトを期待すると肩透かしを受けるかもしれません。
どちらかといえば、軽めのちゃんぽんスープをうどん向けにアレンジしたような印象です。
味付けも全体的に優しめで、濃厚なちゃんぽんスープが好きな人には少し物足りなく感じる可能性があります。
口コミを見てみると好意的な意見も多く見受けられましたが、個人的にはもう少し魚介や豚骨の旨みを強く出してほしかったところです。

一方で、麺は安定したおいしさでした。
どん兵衛らしいストレート気味のうどんは、つるっとした喉ごしが魅力。もちもち感もあり、食感については満足度が高いですね。
スープとの相性も悪くなく、最後まで飽きずに食べることができました。

気になったのは具材の少なさです。
ちゃんぽんというと野菜や魚介具材がたっぷり入ったイメージがありますが、本商品は全体的にボリュームが控えめ。スープも比較的あっさりしているため、やや物足りなさが残りました。
麺そのものはおいしいだけに、もう少し具材に力を入れてほしかったというのが正直な感想です。
総合的に見ると、「シーフードちゃんぽんうどん」は変わり種のどん兵衛としては面白い商品でした。
ただし、シーフード感やちゃんぽんらしい濃厚な旨みを期待すると少し期待外れに感じるかもしれません。
一方で、あっさりした味わいのうどんが好きな人には合いそうです。
個人的には定番のどん兵衛シリーズの方が満足度は高いと感じましたが、普段とは違う味わいを試してみたい人にはおすすめできる一杯でした。
ごちそうさまでした。
