プチ贅沢シリーズの日清ラ王新作「牛骨味噌」を実食! 牛骨だしのうまみが凝縮されたおすすめの一杯【2026年版】

1992年の発売以来、本格派カップ麺として独自の存在感を放ち続けている日清ラ王。これまでにも数多くの新商品が登場してきましたが、近年は「プチ贅沢シリーズ」として高級感を打ち出した商品展開も話題になりました。

なかでも第一弾として発売された「日清ラ王 濃香 トリュフ醤油」は、その個性的な香りと挑戦的なコンセプトで大きな注目を集めました。

そんなプチ贅沢シリーズの新作として、2023年6月5日に発売されたのが「日清ラ王 牛骨味噌」です。

公式サイトでは、「牛骨だしならではの上質な甘みと香りをきかせた濃厚な味噌スープは、“まるで、生めん。”のような中太ちぢれ麺と相性抜群」と紹介されています。牛骨だしと味噌の組み合わせはカップ麺ではそれほど多くないため、どのような味わいに仕上がっているのか気になるところです。

実際に購入してみると、フタの上には「特製香味牛オイル」が添付されていました。ゴールドを基調としたパッケージに黒い小袋が映え、プチ贅沢シリーズらしい特別感を演出しています。

スープには豚脂、糖類、食塩、小麦粉、でん粉、脱脂大豆粉、味噌調味料、香辛料などが使用されています。牛骨だけでなく豚脂も加えることで、厚みのある味わいを目指しているようです。

1食(90g)あたり382kcal。炭水化物は64.8g、食塩相当量は6.2g(めん・かやく2.3g、スープ3.9g)となっています。スープまで飲み干すと塩分はやや高めですが、その分だけ濃厚な味わいが期待できます。

必要なお湯の量は420mL。湯戻し時間は5分です。ラ王ならではのノンフライ麺を採用しているため、一般的なカップヌードル系商品よりも待ち時間は長め。それでも本格的な麺を楽しめると思えば十分許容範囲でしょう。

5分後に特製香味牛オイルを加えて完成。フタを開けた瞬間から牛骨の香りがふわりと広がり、食欲を刺激してきます。

まずはスープからいただきます。

ひと口飲んで最初に感じるのは、牛骨だしの力強いうまみ。商品名には「味噌」とありますが、味噌の主張は意外と控えめで、全体としては牛骨の風味が主役になっています。

豚脂が加わっているため適度なコクもありますが、見た目ほど重たさはありません。こってり感はあるものの脂っこさは抑えられており、最後まで飲み進めやすい仕上がりです。

特に印象的だったのは、牛骨だしの自然な風味。カップ麺特有のインスタント感が比較的少なく、専門店のスープを思わせるような奥深さがあります。牛骨系ラーメンが好きな人であれば、一度は試してみる価値があるでしょう。個人的にも非常に好みのスープでした。

続いて麺です。

ツルッとした食感の中太ちぢれ麺は濃厚なスープとの相性が良く、スープをしっかり持ち上げてくれます。ラ王らしい生麺感も健在で、カップ麺としては満足度の高い部類です。

ただし、今回食べた個体では麺の戻り具合にややムラがありました。部分的に硬さが残っている箇所もあれば、しっかり柔らかくなっている箇所もあり、食感が均一ではありません。

このタイプのノンフライ麺は湯戻しにムラが出やすい印象があります。説明書通りの5分でも食べられますが、個人的には30秒から1分ほど長めに置いた方が、より安定した食感になるように感じました。

具材では味付豚肉の存在感が際立っています。量も比較的多く、牛骨スープとの相性も良好。カップ麺の具材としてはなかなか贅沢な印象で、商品コンセプトである「プチ贅沢」をしっかり体現しているように思います。

総合的に見ると、スープと具材の完成度はかなり高く、特に牛骨だしの表現力には驚かされました。一方で、麺については食感のムラが気になる部分もあり、好みが分かれるかもしれません。

それでも、牛骨のうまみを存分に味わえるカップ麺としては非常に魅力的な一杯。派手さはないものの、じっくり味わうほどに良さが伝わってくる商品でした。

牛骨系ラーメンが好きな人や、普段とは少し違う味噌ラーメンを試してみたい人には、ぜひおすすめしたい一品です。

ごちそうさまでした。

寿がきや
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