
カップ麺の楽しみ方として、具材を自分で追加して完成度を高める“おうちアレンジ”に着目したシリーズが「おうち千里眼」です。中でも人気を集めたのが、2023年1月に登場した「明星 おうち千里眼 にんにく豚骨醤油ラーメン」。もやしを自分で用意することで、二郎系インスパイアの世界観を再現する構成になっており、「もやしがあって完成するラーメン」として話題になりました。
実際に筆者も同商品を食べましたが、もやしの有無で満足度が大きく変わるタイプで、まさに“もやし前提設計”の一杯という印象でした。
その流れを引き継いで2023年7月24日に登場したのが「おうち千里眼 ニンニクザンマイ まぜそば」です。こちらも同様に、もやしアレンジを強く推奨している商品で、レンジで加熱したもやしに専用ダレと特製マヨネーズを絡めて食べるスタイルになっています。もやし用のタレを2種類も用意している時点で、もはや“もやし専用まぜそば”と言っても差し支えない構成です。
実際に購入して調理してみました。

もやし専用のタレが付属しているにもかかわらず、具材としてのもやしは一切入っていない潔い設計です。

ソースには醤油、半固体状ドレッシング、糖類、豚脂、ガーリック、ジンジャー、豚エキス、鶏エキス、食塩、かつおぶしエキスなどが使用されています。

栄養成分表示は1食(175g)当たり776kcal、炭水化物105.9g、食塩相当量7.2gです。なお、もやし専用タレを使用しない場合は761kcal、炭水化物103.7g、食塩相当量6.4gとなっています。

カップの中には液体ソース、もやし専用ニンニクダレ、あとのせかやく、特製マヨの4袋が入っていました。

湯戻し時間は5分、湯量目安は770mLです。

完成品はこちら。ニンニクの強い香りが立ち上がり、かなり攻撃的な印象の一杯です。

まず麺ですが、ワシワシとした極太麺にガーリック風味がしっかり練り込まれており、単体で食べるとかなり濃い味わいです。醤油ベースのタレとよく絡み、130gという大盛仕様も相まって、全体としてかなりヘビーな仕上がりになっています。

一方、もやしは専用ダレとマヨネーズで味付けすると比較的あっさりした印象で、強烈な麺の味わいを受け止める“調整役”として機能しています。

そして麺ともやしを一緒に食べると、バランスが一気に整います。濃厚でジャンクな麺に、シャキシャキしたもやしの食感と水分が加わることで、味の濃さがちょうどよく中和され、最後まで飽きずに食べ進められます。
結論として、この商品はやはりもやし前提の設計です。もやしを入れないと途中で味の強さに負けてしまう可能性が高く、完成形としては“もやし込みで一つの料理”と言えるタイプのまぜそばでした。
ごちそうさまでした。

