
明星食品の「ザ・バリカタ55」シリーズといえば、湯戻し時間わずか55秒という驚異的なスピードが特徴の豚骨ラーメンシリーズです。
短時間で調理できるにもかかわらず、本格的な豚骨ラーメンらしい麺の食感が楽しめることから、豚骨ラーメン好きの間でも人気を集めています。
これまでにも福岡の人気店とのコラボ商品を展開してきた同シリーズですが、今回タッグを組んだのは東京・高円寺にある話題の豚骨ラーメン店「ラーメン健太」です。
「ザ・バリカタ55 ラーメン健太 ねぎ豚骨」は2023年7月に発売された商品で、「クサくてシャバくてうまいラーメン」を再現した一杯として登場しました。
ラーメン健太は、福岡の有名店で修業した店主が開いた人気店。本場博多系の豚骨ラーメンをベースにしながらも、独特の豚骨臭と飲みやすいスープを両立させた“クサ・シャバ・ウマ”な味わいで高い評価を受けています。
そんな個性的な一杯をカップ麺でどこまで再現できているのか、さっそく実食してみました。

カップのふたには後入れの調味油が付属しています。

栄養成分は1食(90g)あたり358kcal。炭水化物は57.7g、食塩相当量は5.3g(めん・かやく1.5g、スープ3.8g)です。

スープにはポークエキス、たんぱく加水分解物、豚脂、デキストリン、糖類、香味油、食塩などを使用。原材料を見る限りでは、しっかりと豚骨感のある味わいが期待できそうです。

麺の湯戻し時間はシリーズ最大の特徴でもある55秒。カップの中には麺のほか、チャーシューやねぎなどのかやくがあらかじめ入っています。

完成した商品がこちら。
まず気になったのは香りです。
商品説明では「クサくてシャバい」と強くアピールされていますが、実際にはそこまで強烈な豚骨臭は感じませんでした。もちろん豚骨らしい香りはありますが、最近の豚骨カップ麺の中では比較的マイルドな部類に入ると思います。

スープを飲んでみると、豚骨の旨みとコクはしっかり感じられます。
ただし濃厚な見た目に反して飲み口は意外と軽めで、後味も比較的すっきりしています。
ラーメン健太の特徴である“シャバ系”を意識したのかもしれませんが、期待していたほどのクセやインパクトはありませんでした。
また、わずかに甘みを感じる味付けになっている点も印象的です。
全体的には食べやすくまとまっていますが、「クサ・シャバ・ウマ」を前面に押し出した商品として考えると、ややおとなしい仕上がりに感じました。

麺については撮影の都合で55秒を少し過ぎてしまいましたが、それでも十分にコシを感じられました。
SNSや口コミでは「55秒だと少し硬すぎる」という声も見かけましたが、個人的には1分半〜2分程度置いた方が食べやすい印象です。
細麺らしい歯切れの良さがあり、スープとの絡みも良好。麺の完成度はさすがバリカタ55シリーズだと感じました。

具材はシンプルながら、ねぎが比較的たっぷり入っています。
豚骨スープとねぎの相性は抜群で、シャキッとした風味がスープのコクを引き立ててくれます。チャーシューは標準的なカップ麺品質ですが、全体の満足感を高める役割は十分果たしていました。
総合的に見ると、「ザ・バリカタ55 ラーメン健太 ねぎ豚骨」は豚骨ラーメンとしては完成度の高い一杯でした。
ただし、商品名やキャッチコピーから期待するような強烈な豚骨臭やクセは控えめです。
そのため、本家ラーメン健太の個性を期待して購入すると少し物足りなく感じるかもしれません。一方で、クセの強い豚骨ラーメンが苦手な人でも食べやすく仕上がっているため、幅広い層に受け入れられそうな印象でした。
手軽に楽しめる豚骨カップ麺としては十分満足できる一品です。
ごちそうさまでした。

