
最近のコンビニ各社はラーメンに力を入れており、大手コンビニのローソン公式サイトでも「名店ラーメン」シリーズとして、全国の人気店の味を再現した監修ラーメンを数多く販売しています。
「名店ラーメン」シリーズでは、チルド麺やカップ麺を中心に展開されていますが、今回紹介する「麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン」はカップラーメン。製造を手がけるのは日清食品で、現在でもローソンの人気カップ麺シリーズとして販売が続いています。近年は商品名が「名店 麺屋一燈 濃厚魚介らーめん」として展開され、7種の魚介の旨みにホタテ鶏油を合わせたスープが特徴となっています。
東京の人気店「麺屋一燈」は、ローソンでカップ麺以外にもチルド麺や冷凍麺など、さまざまなコラボ商品を展開しており、コンビニラーメンの中でも高い知名度を誇る存在です。
ローソンの商品紹介ページでは、「麺屋一燈の特徴であるホタテや鶏油の風味を味わえるラーメンです。麺は3層ノンフライ麺を使用しています」と紹介されています。
筆者が食べたのは2023年。現在の情報に置き換えて実食レビューしました。

現在販売されている商品も、ホタテの旨みと鶏油のコクを前面に押し出した構成になっており、スープにはチキンエキス・鶏脂・豚脂・醤油などの動物系エキスに加え、ホタテエキスや魚介調味料なども使用されています。麺にもチキンの旨みが練り込まれており、全体的に出汁感の強い仕上がりです。

現在の栄養成分表示は1食(124g)当たり474kcal。炭水化物は64.2g、食塩相当量は7.8gとなっています。発売当初と比較すると若干の仕様変更はあるものの、濃厚系カップ麺としては安定したボリューム感があります。

液体スープ・粉末スープ・ホタテ鶏油と、スープ関係の小袋だけで3種類。さらに、かやくと鶏チャーシューも別梱包されており、全部で5袋がカップの中に入っています。

3層ノンフライ麺とのことですが、やはり麺量は少なめに感じます。麺の量は70g前後で、カップが大きいこともあり、より少なく見えてしまいます。湯量の目安は440mlで、湯戻し時間は5分です。

完成品はこちら。鶏白湯とホタテの香りが立ち上がり、食欲をそそります。

少しとろみのあるスープは、思わず「うまっ」と声が漏れてしまうほど完成度が高く、濃厚な鶏出汁とホタテ鶏油の風味が非常によく出ています。人工的な旨みが抑えられており、魚介系カップラーメンとしてはかなり自然な味わい。出汁がしっかり効いているため、濃厚な脂も油っぽさではなく、旨みとしてうまく調和しています。
とろみはポテトパウダー系の素材によるものか、やや人工的な印象もありますが、カップラーメンとしては非常にバランスよくまとめられています。現在販売されているコンビニ限定カップ麺の中でも、トップクラスの完成度と言っていいでしょう。

ツルツルとすすれる麺はコシがあり、程よい弾力もあるため、濃厚なスープに負けていません。ノンフライ麺らしい滑らかな食感も魅力です。ただ、やはり量の少なさだけは惜しいところ。スープの完成度が高いだけに、もう少し麺量が欲しくなります。

鶏チャーシューはややパサつきがあるものの、肉感はしっかり表現されていて、なかなかの美味しさ。出汁の効いたスープを吸い込むことで、より味わい深くなっています。ネギなどの具材もしっかり入っており、全体としての満足度は高めです。個人的には、鶏ささみ系の具材が追加されていても面白かったように思います。
全体的に非常にクオリティの高い一杯でした。欠点を挙げるとすれば、やはり麺量の少なさくらいでしょう。現在でもローソンの「名店ラーメン」シリーズの中では人気商品のひとつで、濃厚魚介系が好きな人には十分おすすめできるカップラーメンです。
ごちそうさまでした。
