麺の清水屋 豆天狗 ガラ醤油ラーメンの食レポ。あっさり味で印象に残らないのが残念
昔ながらの素朴なガラ醤油ラーメンを時々食べたくなることはありませんか。「魚介と豚骨を混ぜたWスープ」「豚の背油を振りかけたこってりラーメン」などこってり系ラーメンが主流となっており、鶏ガラを効かした昔ながらの醤油ラーメンは数を減らしてきております。
今「豆天狗」は昔ながらの鶏ガラスープを主体に魚介を風味付けした昔ながらのラーメン。麺の清水屋がチルドラーメンとして販売されており、食べてみましたので紹介します。
豆天狗ってどんなラーメン?
岐阜県高山市に本店を構える「豆天狗」のラーメンはあっさり醤油味のスープに柔らかめの細麺がスープによくからみます。麺はちぢれており加水は高めです。
スープは先にも説明しましたが、鶏ガラ主体で魚介と野菜の出汁を丁寧に合わせているため、食べきるまで味に飽きることはありません。麺が縮れており若干柔らかめのため、チャルメラみたいな麺という声もチラホラ見受けられました。
豆天狗 高山本店さんで人生初の高山ラーメン
評判通りのおいしさ
人に薦めたい味 pic.twitter.com/KYn7bRSpTg— としひらP@😈🌸おじさん (@gatioshi) 2019年5月18日
麺の清水屋 豆天狗の栄養成分と原材料を調査
1人前(麺100g、スープ41g)
カロリー | 372kcal |
たんぱく質 | 11.8g |
脂質 | 7.7g |
炭水化物 | 63.9g |
食塩 | 6.8g |
食塩6.8gはチルドラーメンとしては低めです。スープを飲まなければ3g程度に抑えられると思われます。
麺 | 小麦粉、小麦たんぱく、還元水飴、植物油、卵白粉、食塩、酒精、加工でん粉、かん水、酸味料 |
スープ | 醤油、動物油脂、食塩、砂糖、畜肉エキス、野菜エキス、煮干し粉末、混合節粉末、調味料 |
スープの原材料が非常に少ないです。余分な調味料が入っていない事には好感が持てます。
製造元の「麺の清水屋」は岐阜県に本社を置く昭和23年創業の歴史ある製麺会社です。地元、飛騨特有の低加水麺を売りにしていて、標準の小麦よりたんぱく質の多い春小麦を贅沢に配合したハイグレード小麦を使用しています。そのため、麺は非常に期待がもてるかもしれません。
麺の清水屋 豆天狗の調理
1人前「麺1袋、スープ1袋」とシンプルな構成です。
麺は細麺でかなりちぢれています。酒精が入っているのでお酒臭いですが、低加水麺かは見た目ではわかりません。
調理は非常にシンプルでスープは270mlのお湯で溶かし、麺は沸騰したお湯に1分半~2分程度ゆでたらちょうど良い感じになりました。細麺のためゆで時間が短く、調理に時間がかかりません。
麺の清水屋 豆天狗を食べた感想
スープ1人前に対して麺2人前入れているので非常に麺が多く見えます。また、麺がスープを吸いやすいので、急いで食べないと伸びてしまう印象です。
鶏ガラを主体にした澄んだスープはこれぞ高山ラーメンといった感じです。
細麺のちぢれ麺でスープに良く絡み非常においしそうです。食べてみると細麺でありながらしっかりしたコシを持ち、スープとの絡みも抜群でどんどん口に運んでいけます。鶏ガラベースのスープも不味くなく最後まで飲み干せるようなあっさり醤油味です。あっさり醤油ラーメンとして味はまとまっておりおいしいですが、味がまとまりすぎていて印象に残らないのが残念です。一番近い味だと学食のラーメンが最も近いと言えます。
麺の清水屋 豆天狗をおいしいと感じる人は?
・あっさりとした鶏ガラ醤油ラーメンが好きな人
・コシのある細麺ちぢれ麺が好きな人
・ラーメンと一緒にご飯を食べたい人
昔ながらのあっさり鶏ガラ醤油ラーメンなのでご飯と一緒に食べたら非常に合うと思います。インパクトが弱いラーメンではありますが、全体的にまとまっておりおいしいチルドラーメンでした!
商品名:豆天狗
メーカー:麺の清水屋
参考価格:360円
管理人おすすめ度:★★★☆☆