銘店伝説の「魁力屋ラーメン」を食べた感想。万人受けする無難な味でした
アイランド食品が販売している銘店伝説シリーズはラーメンの名店の味を再現したチルドラーメンです。そのため販売している商品を監修しているお店は個人店がほとんど。
数少ないチェーン店監修のラーメンの1つに「魁力屋」があります。京都発祥の魁力屋は、全国に80店舗構える人気チェーン店です。
今回は、銘店伝説のラーメン「魁力屋」を食べた感想をまとめました。
目次
魁力屋ラーメンの特徴は?
魁力屋は京都に本店を置くチェーン店です。スープはチャッチャ系とも呼ばれ、醤油鶏ガラベースの出汁に豚背油を入れた昔ながらのラーメンを伝承しています。麺は細麺でスープに絡みやすいのが特徴です。
京都市役所前 ラーメン魁力屋 河原町三条店 特製醤油ラーメン並 背脂増し 麺硬め
口頭で背脂の量、麺の硬さを選びます。ネギは好きなだけ…
チャーシューは二種類。醤油ベースの下味がしっかりついてます。
低加水の中細麺は博多ラーメンに似てます。動物系清湯のスープと相性抜群。飽きさせない味です pic.twitter.com/aCLisOf9uZ— けんと (@papaiya18george) 2019年8月11日
銘店伝説「魁力屋」の栄養成分と原材料
麺100g
カロリー | 440kcal |
たんぱく質 | 15.7g |
脂質 | 13.4g |
炭水化物 | 64.3g |
食塩 | 6.6g |
全体的にまとまっていて、特筆する数値がありません。良くも悪くも普通のチルドラーメンといったところ。
麺 | 小麦粉、小麦たんぱく、還元水飴、食塩、加工でん粉、酒精、かんすい、クチナシ色素 |
スープ | 醤油、豚背油、チキンエキス、還元水飴、食塩、ポークペースト、ポークオイル、砂糖、酵母エキス、唐辛子、酒精、調味料、増粘剤、カラメル色素 |
スープには豚背油やチキンエキスなどを使用しており、こってりスープを意識しています。ポークペーストやポークオイルなども使用しているため、豚骨独特のこってりした感じを再現したいのかもしれません。
銘店伝説の魁力屋を調理
1人前「麺1袋、スープ1袋」入っています。
半生細麺で、ゆで時間は1分半がちょうどよいようです。
今回は2人前をゆでました。ゆで時間1分程度ですと、少々固めでちょうどよい仕上がりになりました。
スープは黒色汁の中に白い油が大量に入っています。お湯を250mlを入れて、麺を入れたら完成です。
銘店伝説の魁力屋を食べた感想
スープの表面に油が浮かんでおり、細麺はスープと馴染みがよさそうです。香りはあまりしてきませんでした。
スープ表面に背油が浮かんでいます。浮かんだ油のお陰でスープは冷めておりません。
細麺ですが、コシがあるためひっぱたくらいで切れる心配はありません。麺に醤油スープが絡み非常に食べやすい感じになっています。ただし、スープは出汁の味がぼやけており何を強調したいのかよくわかりません。
特に突き抜けた美味しさはないですが、それなりに食べられる味といった印象です。万人受けするチェーン店の味がするラーメンです。ですが、この程度のラーメンであれば、3食190円で販売している激安チルドラーメンと遜色ありません。
銘店伝説の魁力屋を食べた他の人の感想
・醤油のうまみを感じられ、細かい背油のコク演出もばっちり。
・しつこさのないスープはパンチが足りない。
・パンチ弱めのスッキリ系スープ。野菜を入れたら水で薄まってしまった。
スッキリした万人受けするスープで「毎日食べられる」をキャッチフレーズにしていますが、逆にパンチが弱いという感想を多く見ました。好みの問題にはなりますが、私はあまりおいしいとは感じませんでした。少なくとも毎日食べたいと思わないですね。
銘店伝説の魁力屋をおいしいと感じる人は?
・スッキリ系醤油ラーメンを食べたい人
・コシのある細麺が好きな人
・パンチの弱いラーメンが好きな人
パンチが弱くすっきりしたラーメンが好きな人には口に合うと思いますが、しっかりした出汁を求めている人には向いていません。所詮、チェーン店といったところでしょう。