藤原製麺|横浜家系の六角家とんこつ醤油は全体的に薄い味のラーメン
今やそこかしこで見かける家系ラーメン。六角家も横浜家系ラーメンの1つです。家系ラーメンの総本家吉村屋で修業したご主人が独立して開業したお店が六角家です。最盛期は六角橋本店や船橋など6店舗ありましたが、現在はご主人の体調不良やライバル店との競争が重なり戸塚1店舗を残すのみとなっています。
今回は六角家監修の藤原製麺「六角家とんこつ醤油」を食べましたので紹介します。
目次
横浜家系の六角家ってどんなラーメン?
吉村家から独立したての頃は濃厚な豚骨と鶏油を合わせた熱々醤油スープが衝撃で瞬く間にラーメン界のトップへと昇り詰めました。しかし、店主が厨房に立たなくなったころから味に陰りが見え始め、ライバル店が数多く出店するようになってからは客足が遠のくようになってきました。
往年はスープも薄くなり、副菜のキャベチャーもしなびて味が落ちみるも無残なお店になってしまいました。当然、お客さんは集まらず閉店へ。店主のラーメンへの熱意がなくなった結果の没落ともいえます。
恥ずかしながら今気づきました。
これは家系ラーメンの歴史に激震です。
私が命名した六角橋周辺の”家系パワースポット”の一角が崩れました。六角家 本店(1988-2017)#家系ラーメン部 pic.twitter.com/uWhxvIXwJW
— 横浜ヨコハマ☺︎新村 (@yokoyokoniimura) 2017年11月21日
藤原製麺|横浜家系の六角家の栄養成分と原材料
1人前(120g)
カロリー | 521kcal |
たんぱく質 | 15.5g |
脂質 | 18.1g |
炭水化物 | 72.6g |
塩分 | 7.9g |
塩分が高くカロリーも500kcal超えと非常に体に悪いラーメンです。スープを全部飲んだら体に悪いこと間違いありません。
麺 | 小麦粉、小麦たんぱく、食塩、卵白粉、植物油脂、加工でんぷん、酒精、かんすい、乳酸ナトリウム、卵殻カルシウム、クチナシ黄色素 |
スープ | 動物油脂、肉エキス、しょうゆ、食塩、砂糖、調味料、増粘剤、酒精、カラメル色素、酸化防止剤、香料 |
スープより麺の原材料の方が多い珍しいパターンです。スープに動物油脂が大量に入っているため、こってりラーメンを再現したかったのかもしれません。
藤原製麺|横浜家系の六角家を調理
1人前「麺1袋、スープ1袋」入っています。スープは地味なパッケージですね。
麺は六角家本店に合わせた平麺で色はクチナシ黄色が含まれているおかげで黄色いです。個人的に平麺が好きなので嬉しいです。
麺は沸騰したお湯で4分程度ゆでました。柔らかくなったので、もう少し短い方が良かったかもしれません。
スープを器に入れました。脂がかなり入っています。熱湯を300ml加えて、ゆで上がった麺を入れたら完成です。
藤原製麺|横浜家系の六角家を食べた感想
出来上がりがこちら。豚骨臭が漂いますが、匂いはあまり強くありません。
見た目は家系独特の薄茶色スープ。香りはしませんが色は充分再現できています。
麺は六角家独特の平打麺。スープに良くなじみ非常においしそうです。食べてみるとコシのある麺は食べやすくモチモチした食感が口の中で踊ります。非常に美味しい麺です。
しかし、スープが駄目です。はっきり言ってよろしくない味。
塩分が高めのはずなのに全てに味が薄くて、ラーメンっぽい汁を食べているような感じです。出汁やコクが薄すぎてお湯においしい麺をつけて食べている感じでしょうか。味がぼやけ過ぎてよくわかりません。
もしかしたら、六角家本店の味を再現しているのかもしれません。没落した往年の六角家は味が薄くてお湯に麺をつけているような感覚だと食べログで評価されていました。とにかくかなりがっかりだったことは間違いありません。二度とリピートはないでしょう。
藤原製麺|横浜家系の六角家を食べた他の人の感想
・豚骨醤油味で脂も多いのですがなぜか鶏ガラっぽさを感じてしまいました。
・家系スープの再現度合いはイマイチかな。
・再現度で言うとちょっと?だけどこの濃厚な豚骨具合はたまらない。
再現度がいまいちという声が多数ありました。味については好みといった感じです。
藤原製麺|横浜家系の六角家をおいしいと感じる人は?
・こってりなラーメンが好きな人
・平打麺が好きな人
私としてはあまりおすすめできないラーメンなので、おいしいと感じる人がいるのかは個人的には微妙です。味が薄くて脂っこいラーメンが好きな人には向いているかもしれません。